たとえ好きになって結婚したとしても、ちょっとしたすれ違いや価値観の違いで、別居に至ってしまうケースは少なくありません。別居を通して、お互いが冷静になり自分や相手の事を見つめ直し、もう一度やり直せるようになる場合もあります。しかし、別居中なのを良いことに別の異性と交際したり、性交渉を行うことは紛れもない不倫です。しかし、気持ちが離れているからと放置してしまうと、慰謝料請求も行えず、最悪の場合、不倫相手に、あなたの大切な財産まで持っていかれてしまう可能性もあります。そうならないためにも、不倫の影を感じたらすぐに対処する必要があります。今回は、別居中の夫が不倫しているかもしれないと悩む40代女性の事例を元に、慰謝料請求に向けた対処法と探偵利用の有効性を紹介していきます。同じようなことにお困りの場合には参考にしてください。
【この記事は下記の方に向けた内容です】
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別居中の夫の不倫を暴きたい|40代女性からの調査相談
別居中の夫の不倫について探偵に相談した事例
夫とは結婚して7年目になりますが、半年ほど前から別居をしています。別居の理由は、夫婦関係のすれ違いが続き、お互いの時間が必要だと思ったからでした。ですが、最近になって夫の行動がどうもおかしいのです。たとえば、週末になると連絡がつかなくなることが増えました。以前は用事があればすぐに返事をくれたのに、今は既読もつかず、後で聞いても『友人と飲みに行っていた』『疲れて寝ていた』といった返事ばかりです。私としては、もし夫が本当に不倫をしているのなら、その事実を暴き出し、離婚も視野に入れて慰謝料を請求したいと考えています。
別居中の夫の不倫問題とは
不倫の事実は暴いておいた方がいい
たとえ別居中であったとしても、婚姻中であることには変わりないので、別居期間中の相手の不貞は暴いておいた方が良いです。そうすれば慰謝料請求できる可能性もありますし、自分に有利に離婚を進められる可能性が高まるからです。相手の不貞を放置してしまうと、不倫相手に財産すら持っていかれてしまうリスクもあります。財産は正しく分配されるべきですし、夫の不貞は追及されすべきなのです。
別居していても慰謝料請求できるケース
不倫の慰謝料請求は「婚姻関係が破綻していないこと」が前提となります。そのため、別居中であっても次のようなケースでは慰謝料請求が可能です。
冷却期間を設けるためや、お互いにやり直す意思を持って別居していた場合、夫婦関係が完全に破綻しているとは判断されません。この場合、不倫行為は婚姻関係への侵害とみなされます。
単身赴任、親の介護、学校の都合、または出産など、避けられない理由での別居では、夫婦関係が存続しているとみなされます。この状況での不倫行為も不貞行為として扱われます。
別居期間中にお互いが離婚について話し合っていなければ、夫婦関係が破綻していると判断されることは少なく、婚姻関係の継続が認められます。そのため、不倫行為は責任を問われます。
片方の意思で別居が始まり、もう一方が離婚を考えていない場合、夫婦間の関係は破綻していないとされる可能性が高いです。この状況での不倫は婚姻関係の侵害にあたります。
別居開始から間もない場合は、夫婦関係がまだ修復可能であるとみなされることが多いです。そのため、この時点で一方が不倫をしていた場合、不貞行為として慰謝料請求が可能です。
夫の別居中の不倫に対して自分でできる対策
情報収集と不倫の証拠を掴むことが大切
慰謝料請求で必要になるのが、夫の不倫の証拠です。証拠もなく、ただ何となく怪しいというだけでは勝ち目がありません。正確な証拠を見つけ出し、集めていくことが大切です。不倫の事実が発覚した場合、慰謝料請求だけでなく、離婚も視野に入れていく必要があります。その際にも正確な証拠は大変役に立ちます。
個人でできる対策
- 根拠を明確にする:夫の不倫を疑うきっかけとなった出来事や不自然な行動をリストアップしましょう。その中に不倫に繋がる情報が隠されている可能性があります。
- 行動パターンの把握:連絡が取れない時間帯や行動パターンを記録していきます。夫がどの時間帯に外出しているか、頻繁に訪れる場所などを調べる中で不倫の証拠がみつかる場合がります。
- SNSのチェック:夫のSNSなどをチェックし、頻繁に訪れる場所や親密なやり取りをしている場合、その記録を保存しておきます。ただし、不正アクセスやプライバシー侵害は違法になるため注意してください。
自己解決のリスク
不倫の証拠を自分で集めようとする場合、大きなリスクが伴います。まず、夫に調査していることがバレた場合、夫が証拠隠滅を図ったり、さらに関係性が悪化する恐れがあります。また、証拠を見つける中でつい感情的になってしまい、不正アクセスやプライバシーの侵害などの法的に問題視される行動に出てしまう場合があり、かえって刑事責任を問われる可能性も考えられます。さらに、専門知識がないまま証拠を収集すると、裁判で有効と認められない不十分な情報に終わることもあり、精神を擦り減らしながら時間も労力もかけたにもかかわらず、何の成果も得られなかったと言うことも少なくありません。
探偵の調査が大変有効
別居中の夫に不倫の疑いがある場合、その証拠を集めることが重要ですが、一緒に住んでいない相手の普段の行動を調査したり、記録していくのは至難の業です。そんな時は、専門家である探偵に調査を依頼することで、安全に、且つ正確な不倫の証拠を収集することができます。自分で直接証拠を集めなくて良いので、時間や労力を節約でき、何より精神的負担が少なくて済みます。
探偵調査の有効性
別居中の夫の不倫の証拠を集めることができます。たとえば、不倫相手と接触している場面や、SNS上でのやり取りの内容を記録することが可能です。これにより、後々慰謝料請求などの法的手段を取る際にも役立ちます。
探偵の調査は、秘密裏に行われることから夫や不倫相手、また親族や近隣住民などの関係者に全く悟られることなく、リアルな証拠を集めることができます。第三者である探偵が集めた情報は信憑性が高いと判断されることや、客観的な視点から問題点を浮き彫りにすることができます。
探偵が収集した証拠は、弁護士や法律の専門家が法的に活用できるため、慰謝料請求や裁判離婚を行う際に大いに役立ちます。また、必要に応じてカウンセラーなど依頼者のメンタルケアまで行うことも可能です。
別居中の夫の不倫を暴いて慰謝料請求するには
専門家へご相談ください
たとえ別居中であっても、夫の不倫はれっきとした倫理違反であり、そこに対してはきっちりと責任をとってもらう必要があります。しかし、別居している中で不倫の証拠を見つけ出すことは容易ではありません。かと言って、黙って見過ごしてしまうと、相手側のいいように離婚や財産分与を進められてしまう恐れもあります。調査のプロである探偵に依頼することで、正確な証拠を秘密裏に集め、その後の慰謝料請求や、離婚までサポートを行うことが可能です。一人で悩まずに、まずはご相談ください。
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この記事の作成者
離婚探偵担当者:簑和田
この記事では、離婚問題に直面している方々が知っておくべき重要なポイントを提供しています。離婚探偵は常にクライアントの立場に立ち、最善の情報とサポートを提供することを目指しています。離婚は感情的にも法的にも複雑な問題が生じやすい事案ですが、離婚探偵の専門知識と経験が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

この記事の監修者
XP法律事務所:今井弁護士
この記事の内容について法的観点から監修させていただきました。離婚に関する法的問題は多岐にわたりますが、正しい情報に基づいて行動することが重要です。離婚問題でお悩みの方々が法的権利を守りつつ、最良の解決策を見つけるためには専門家を利用されることをお勧めします。

この記事の監修者
心理カウンセラー:大久保
離婚は精神的にも大きな負担を伴う重大な問題です。このウェブサイト・記事を通じて、少しでも心のケアができる情報をお届けできればと思います。どのような状況でも、自分自身を大切にし、適切なサポートを受けることが重要です。私たちは皆様の心の健康をサポートするために、ここにいます。
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